理想と現実のギャップがストレス、理想と現実のギャップを埋めるにはどうしたらいいのかわからない・・・
福岡でライフコーチとして活動中の島田です!
理想と現実はあなた個人の夢や目標に対してもあれば、恋愛や結婚、職場の人間関係などあらゆるところに生じますよね。
今回は、そんな理想と現実のギャップを感じた時に、どのように考え、どのような方法で対処していけばいいのか解説してみました。
何回でも使える方法なので最後までチェックしてくださいね。
理想と現実のギャップでストレス
理想の自分をイメージすることは、認知心理学的なコーチングでも、脳機能的なRAS機能としても、スピリチュアルな引き寄せの法則でも重要です。
だけど同時に、理想の自分がいると、今の自分と比較することが出てきます。
そのギャップは、コーチング的にはモチベーションの根源となり活かしたいパワーになるのですが、自分のマインド(脳と心)が不安定な時は、理想に今の自分が押しつぶされそうになることがあります。
また、ギャップが苦しい時は、そもそも理想が本来なりたい理想ではなく、他人の刷り込みによって作ってしまった偽りの理想な場合もあります。
コーチングやってる人か、心理士のようにカウンセリングやってる人が解説するかで今回のテーマは答えは変わります。
ですが、
本当に大事なことは、困ってる相手がコーチングの領域なのかカウンセリングの領域なのかをコーチやカウンセラーが見極めることができるかどうかが肝なんですよね。
だから、心理学を学んでないコーチは背中押しすぎて余計に心理的ストレスを与えるし、コーチング学んでないカウンセラーだと、殻をやぶるタイミングなのに『今のままでもいいよ』と成長を止めてしまう可能性を秘めています。
今回は、理想と現実のギャップについて解説し、ギャップを活かすコツについて紹介します。
理想と現実のギャップ?
そもそも、理想と現実のギャップって何なんでしょう?
シンプルに答えると、自分の描いた理想と今の自分が違いすぎて違和感を強く感じている状態なんです。
先ほど書いたように、良い意味で理想と現実のギャップが起こっている場合もあれば、悪い意味でギャップが起こっている場合もあるので、ギャップに悩み、苦しむ人が一定数いるんですね。
だけど、その悩みや苦しみもちゃんとみてあげたら、すごい気づきがあるし、また一段階成長することができるんです。
それから、原因は実はほとんどの場合が同じなんです。
それが、
・理想がそもそも望んでいない理想だった
・自分を信じることができない状態
・今の自分と理想の自分が剥離している
この3つのパターンになります。
つまり、パターンがあるから、解決可能ということですね。
理想と現実のギャップから起こる心理
理想と現実のギャップが生じると人はどんな心理的な動きが働くのでしょうか?
チェックしていきましょう!
ネガティブ思考が強化されやすい
ネガティブな思考が生まれる大きな要因は、今の行動で目に見える結果が出ていない時です。
『もしかしたら、このままじゃダメなんじゃないか?』ふと、そんな不安がよぎり出した時、人はマイナスな想定をどんどんはじめてしまいます。
理想の場所まで行きたいのに、今は全然成果も出ていない、自分はだめだ・・・
そんなマイナスな思考の連鎖が理想に進む自分を止めてしまうことがあります。
不安定な精神状態になりやすい
続いてが、不安定な精神状態になりやすいことです。
自分の今に納得がいかず、感情的になることで、怒りや不安や恐怖が入り混じって不安定になりやすくなります。
例えば、合格したい資格があるのに、圧倒的に今の自分の点数が足りない時には、どうしていいかわからず不安定になりがちです。
不安的な精神状態は、普段の考え方や行動の質を下げてしまうので、いろんなことができなくなり行動が止まりがちになります。
やる気がなくなる
やる気とは、何なのか知っていますか?
実は、やる気こそ、今と理想のギャップに対して、理想に進みたいと思うモチベーションのことを指します。
つまり、ギャップがやる気なわけなんですが、ギャップがあることでやる気を損なう可能性もあるなんてびっくりですよね。
理想に進みたいと前に進むとやる気、理想に進めないと後ろに下がりがちになるのがやる気の低下なんですね。
理想と現実のギャップを感じたらコーチングかカウンセリングか?
はじめの方に書いた通り、理想と現実のギャップを感じたら、カウンセリング領域なのか、コーチング領域なのかを定める必要があります。
カウンセリングと言われると、自分が弱い人間のように感じる人がいますが、大企業の経営者や起業家であればあるほど、カウンセリングの部分が欠落していて、途中でブレーキがかかった状態になっていることが多いんです。
ここからは、具体的にカウンセリング領域とコーチング領域を分けていきましょう。
カウンセリング領域
カウンセリング領域でコーチングをやってしまうと、無理矢理背中を押すことになるので、余計に苦しむことになります。
カウンセリング領域で理想と現実のギャップを感じている場合は、大きく2つのパターンがあります。
一つ目が、あなたの理想が本当に望むものではない場合です。
例えば、
幼少期に孤立していた人は、大人になっても一人で全てをやらないといけないと思ってる人が多いんです。そして、周りを信用できないから、本心を話さずにワンマンになってしまっている傾向があります。
そんな時には、過去の欠落感から理想を求めることを終わらせ、やらないといけないことから、自分自身が本当にやりたいことで理想を再設定することで、劇的に変化を起こすことができます。
二つ目は、自己受容が足りない場合です。
例えば、
どれだけ素晴らしい高い理想を持っていたとしても、肝心の自分を信じ、自分の可能性を大切にできなければ、『自分なんかができるわけがない』と自己否定してしまいます。
今の自分に自己否定をしている状態で理想を掲げたとしても、ギャップどころから、叶えられるわけがないというイメージしか浮かびません。
そんな時は、まずは今の自分を大事に扱うことに集中すべきです。
コーチング領域
逆に、コーチング領域の人にカウンセリング領域のような関わりをすると、せっかく今挑戦し一歩階段を上がるように成長していく自分に、『そんなに無理しなくていい』『今のままでもいいんだよ』という支援になります。
すると、『あ、そっか。無理しなくていいよね』と、挑戦を途中で辞めてしまうことになります。
それでは、結局自分の可能性に蓋をしてしまうことになります。
コーチング領域で、現実と理想にギャップが生まれている時は、今これだけやってるのに、まだ成果が出ていなかったりと、理想に進めている感覚がない場合がほとんどです。
そんな時は、今の行動を修正したり、目標を再設定するなどで、実は方向性や方法を修正するだけで、すんなりと解決することもよくあります。
しかも、その過程で自分を活かせるパターンを理解し、自分に合わない方法を手放すことができます。
将来的に活用できる経験になりますよね。
このように、カウンセリング領域化コーチング領域か判別して、何をすべきか考えてほしいことと、サポートをお願いする場合は、カウンセリングもコーチングも扱える人を選びましょう。
理想と現実のギャップを感じたときのアクション
ここからは、具体的にどのようなアクションを起こすと良いのかをまとめていきますね。
一旦落ちつけ〜!
理想と現実のギャップを感じると、焦ってしまう場合が多いです。
がむしゃらに動こうとしたり、何かをしなければといろんなことを考えて、結果的に何もできなくなったりしてしまうことがあります。
大切なことは、理想と現実のギャップを感じた時は、今の自分の考え方や行動の何かしらを変えてみてというサインなんです。
だから、恐る必要もないし、自分を否定する必要もないし、ただ冷静にそのサインが何なのかを理解して次に活かせばいいだけです。
自分の中に違和感があることを教えてくれてるんですね。
いいことなんです!
現実を整理する
冷静に考える状態を作れたら、現実を整理してみましょう。
理想と現実のギャップとは、具体的にあなたはどんなギャップを感じてるんでしょうか?
①できるわけがないと思っている
だとしたら、なぜできるわけがないと思っているのか?本当はやりたくないと思ってない?
メモ帳に書き出してみましょう。
②結果がついてこないから・・・
行動してるのに結果がついてきてないと思ってる場合は、スタートして今までにどんな変化があったのか書き出してみましょう。
ほとんどのケースで行動してできるようになったことは必ず一つ以上はあります。結果にフォーカスが行きすぎて、できるようになったことを見ることができていません。
そして、今のままの行動で理想を達成できそうか?目標や行動を修正した方が良いか?などと振り返りと改善をしていきましょう。
そうすれば、よりあなたにあった目標と行動が生まれ、理想の達成に進むことができます。
自己理解を深める
先ほども書きましたが、理想と現実のギャップを感じた時には、自分のことを深く理解するチャンスです。
何がブレーキになっているのか?どんな言葉かけを自分にしているのか?どんな時に行動ができたりできなかったりするのか?
そもそも、設定した理想は本当に自分が達成したかったことか?などあらゆる角度から自分を深く知る機会になります。
つまり、理想を設定し行動していくことは、それだけで価値があり自分の人生に歩めているということもできるんですね。
自分が本当はどうしたいかを大切にする
現実を整理し、自己理解を深めることできたら、次のアクションに進みます。
その時に、本当は自分がどうしたいのかを大切にしてみてください。
ここまでの流れでやっていけば、自然と本当はどうしたいかわかっているはずです。
それが、自分の本心なので大切にしてあげてください。
理想と現実のギャップを埋めるためのポイント
最後に、理想と現実のギャップを埋めていくための具体的なポイントを紹介していきます。
ポイントが使えれば、ギャップに過度に悩むことなく、次に進むことができます。
理想は本当になりたい姿か?
一度決めた理想を変えるのに抵抗を感じる人がいます。
ですが、本当の理想じゃなかった!という場合もよくあることです。
それに気づけたことは、何よりも素晴らしいことですし、より自分の進みたい方向性が明確になったということです。
理想が本当になりたい姿かを大切にしましょう。
今の自分を大事にしているか?
理想の自分も大切ですが、今の自分も大事にできていなければ理想に進むことはできません。
今の自分を否定している人が、理想にたどり着けるなんて思えるわけがないからです。
今の自分があるから理想の自分になれるんです!
イケてる自分も、ちょっと人には見せたくないなって思う自分も大切です。
僕だって、人に隠していた弱さが、『そこがいいんですよ』って言われた時には愕然としましたwww
そして、楽になったんですね。
確かに完璧な人よりも、尖ってたり、弱みがある方が人間味を感じますよね。
そんな人だから、周りから応援したいって人が増えていくんです。
何のための理想か?振り返ってみる
あなたが目指そうとした理想は何のために掲げましたか?
あなたの目的です。
この目的こそ、あなたのコアであり、根っこのエネルギー源です。
理想と現実のギャップを感じた時こそ、何のためにやろうとしたのか?を振り返りましょう。
また次に進む強い思いが芽生えてくるはずです。
目標は明確か?修正が必要か?
理想に辿り着くためには、目標をクリアする必要がありますが、目標は無限に立てることができます。
理想と現実のギャップを感じた時には、目標が明確に立てれていたか?修正したらよくないか?一度見直してみましょう。
あなたに最適な目標を作ることができます。
再チャレンジ
目標が明確になったら、再チャレンジです。
チャレンジなくして、あなたの理想まで辿り着くことはできません。
そして、再チャレンジは前回のチャレンジよりも成長できているので楽しんでやってみましょう。
まとめ
ここまで、理想と現実のギャップについて、考え方、アプローチの方法、具体的なアクションプランを解説してきました。
最後にまとめをしていきますね。
・理想と現実のギャップには意味がある
・理想と現実のギャップを感じると、ネガティブ思考が強化される・不安定な精神状態になりやすい・やる気がなくなるなどが起こる
・理想と現実にギャップを感じたら、カウンセリング領域かコーチング領域かで考え方や対策が変わる
・ギャップを感じた時のアクションは、①一旦落ち着くこと②現実を整理すること③自己理解を深めること④自分が本当はどうしたいかを大切にする
・ギャップを埋めるためのポイントは、①理想は本当になりたい姿か?②今の自分を大事にしているか?③何のための理想か?④目標は明確か?修正が必要か?⑤再チャレンジすること
ぜひ、活用してみてくださいね。では〜!
理想と現実のギャップがストレスな人へ
理想を設定し叶えるためには、自分が本当は何のために何をしたいのか?そもそも自分にはどんな個性や才能があって、何が強みなのか?
自己理解と明確な目的が必要になります。
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