島田です。
NBAプロバスケット選手の八村塁選手がさらにパワーアップしているみたいで、心理学的分析も入れなが書いていこうと思います。
なんと221日振りに復帰した八村選手が、そもそもなぜケガ以外で欠場していたのか?気になってる人も多いと思います。
欠場の裏には何が起こっていたのか?どうやって乗り越えられたのか?
さらに僕たちは何を学ぶことができるのか?
そして乗り越えた先にあるこれからの八村選手の展望についても書いてみたので最後までしっかりチェックしくださいね。
八村塁選手の復帰動画でチェック
YouTubeでも八村塁選手について解説しています。
動画とこの記事の2点から学ぶことで効率的な学習と深い理解ができますのでぜひチェックしてみてくださいね。
八村塁がチーム復帰
状況を整理していきましょう。
まずは、2022年1月9日(日本時間10日)に221日ぶりにチーム公式戦に復帰し今季デビューを飾ったということなんですね。
そもそも八村選手は、昨年6月にNBAの2020-2021シーズンを終えて、東京オリンピックのバスケットボール日本代表として出場しています。
その後2021年10月にNBA開幕に合わせてチーム合流するのが普通なのですが、トレーニングキャンプに参加できずそのまま月日が経ってしまっていたということなんです。
八村塁がチーム復帰できなかったのは個人的な事情?
では、なぜ八村選手はチーム復帰できずにいたのでしょうか?
ケガ?
両親や妹さんなど家族との関係?
彼女とのプライベートな関係?
いろんな憶測がネット上でも拡散されていました。
明確な答えがわからないと気になって調べたくなるのが、人の本能的な欲求なのですが・・・
昨年のSNSでは、チームや本人の言葉は『個人的な事情』『個人的理由』とされています。
アンセルドJr.HCが #八村塁 選手についてコメント「個人的な理由なので戻ってこられる時に戻ってくればそれで良い。彼はチームと常に連絡を取っている。」#ウィザーズ|#DCAboveAll pic.twitter.com/VzOmDaMLoE
— ワシントン ウィザーズ (@washwizardsjp) October 2, 2021
試合後のメッセージでも『休養が必要だった』と話しています。
なのですが、
チームのある時の投稿で真意に近い内容が公開されていました。
それがこちらです。
Rui Hachimura is using his time away from the Wizards to focus on his mental health, per @RealQuintonMayo pic.twitter.com/6WvbpDaTRE
— NBA Central (@TheNBACentral) September 27, 2021
こちらでは、八村選手がメンタルヘルスに時間を要しているように記載されています。
ヘイトによるメンタルヘルスが影響した?
実はヘイトに関連する内容については、弟の八村阿蓮選手がSNSで公開しており、
塁選手も日々ヘイトメッセージが届いていると言う主旨の内容でコメントしています。
オリンピックでは日本男子バスケットは惨敗でしたし、ハーフであることや容姿の部分で、常にヘイトメッセージがストレスになっていることは容易に理解できますね。
有名人へのヘイトは後は立たない
スポーツ選手や芸能人に対するヘイトメッセージは、SNSの爆発的な流行から後を絶ちません。
プロなので、最高のパフォーマンスを発揮することは仕事ではありますが、プライベートな部分、特に自分自身のルーツや容姿などについてヘイトメッセージを残す意味はあるんでしょうか?
閉鎖的で自分の欠乏した満足感を満たすための、ヘイトメッセージは、相手だけでなく自分自身に返ってくるということは、脳科学や認知科学の世界ではもう当たり前に理解されていることです。
ヘイトによるメンタルの不安定さは、長期的に影響する可能性があり、『引退』という可能性だって秘めています。
現に芸能人やスポーツ選手で耐えれずに一般人に戻ったという人も数多く存在します。
せっかくなら、相手のためにもなって、自分のためにもなることをやっていった方がお互いにwinwinですよね。
八村塁はこれからもっとすごくなる
自己理解とバスケで生きる目的
今回の復帰戦後の、八村選手のコメントで興味深かったのは、
「気持ち良かったですね。こんなに試合をしなかったのは今までなかったと思うので、自分でもバスケが恋しかったので、こうやってまた戻れてうれしいです」
というメッセージです。
バスケ一筋の人が一度バスケから離れてみる経験ができたこと。
これは何のためにプロバスケ選手として生きるのか?自分自身と会話する機会になったと思います。
現に『自分がバスケットボールが大好きだということを学んだのです。』と話しており、バスケット選手として生きる意義を改めて実感できたんじゃないでしょうか?
休息はただ止まっているわけではない
今回、八村選手は『休息が必要だった』とも話しています。
試合でもコンディションがすごく良かったようですし、自分の心と思考と体がしっかり一本の線になっているような感覚だったのかなとも思います。
これは僕や僕のクライアントさんもまさにそうなのですが、心からやりたいと思えることを、ちゃんと頭を使って計画できて、実際に行動できるとめちゃくちゃ満たされている感覚になります。
そして、充実感と共にもっと前に進みたい!そういう前向きな気持ちにもなれるんです。
今の社会では、休むことや一旦立ち止まることが、マイナスなように感じますが、実際は違います。
自分を見つめ直す機会になって自分を深く知ることができるようになったり、何のために自分が時間と身を削って仕事をやっているのか考え直す機会にもなります。
助走をつけることで、飛距離が伸びるように、休息は成長の一つの大切な過程なんです。
もし、今にモヤモヤや違和感を感じた時には、ぜひ一度立ち止まってみることをおすすめします。
あったかい環境を作っていこう
今回八村選手が、潰れることなく復帰できた大きな要因は、周りの理解です。
まず、チームがメンタルヘルスに対しての時間をしっかりとってくれたこと。
スポーツ選手の場合、身体的な怪我には選手生命に直結しますから、しっかり治すことを優先しますが、メンタルヘルスに対しては大切に扱ってくれない場合が過去には多かったようです。
そんな中で、ワシントン・ウィザーズの運営やチームメイトは暖かく見守ってくれ、適切なサポートをしてくれたことで、さらにパワーアップした八村選手を見ることができました。
本人もチームに感謝の気持ちを表していましたね。
僕らの身近でも、このような一見普通だけど、心の中で苦しんでいる人もいるものです。
そんな人に、どれだけ心理的に安全な空間を作ってあげれるかどうかが、その人の未来の人生に影響してきます。
あなたもぜひ、見守ってあげれる人になってあげてくださいね!
【まとめ】八村塁選手の復帰は明るい
だいぶ、長くなってきましたので、そろそろまとめますね。
結論、
・八村塁選手が221日ぶりにチーム公式戦で復帰した
・八村選手はヘイトメッセージによる精神的な不安定さから欠場していた可能性
・ヘイトメッセージは血筋、容姿などに関連したもの
・欠場中に休息がとれ、自分を見つめ直し、バスケ選手として生きる目的を改めて感じた
・これからさらにパワーアップした八村塁選手が見れそう
・メンタルについては、周りの暖かい環境づくりが重要
という内容でしたね。
八村選手ってどんな選手
そういえば、八村塁選手のことあんまり知らないんだよね・・・
って人のために情報をまとめておきましたので良かったら。
八村 塁(はちむら るい、1998年2月8日 – )
プロバスケットボール選手。
出身:富山県富山市出身学歴:
富山市立奥田小学校
奥田中学校
市立明成高等学校
アメリカゴンザガ大学
・NBAのワシントン・ウィザーズに所属。
・ポジションはパワーフォワードまたはスモールフォワード。
・日本人初のNBAドラフトで1巡目指名され、2020年にはNBAオールルーキー・セカンドチームに選出父親がベナン人、母親が日本人
弟の八村阿蓮もバスケットボール選手引用元:Wikipedia
最後に、復帰戦のプレー集を観て、気持ちよく終わりましょう!
では、今日はここまでです^^