ワクワクしない日々が憂鬱、昔みたいにワクワクしなくなった、ワクワクすることがないけど・・・ワクワクしたい。
大人になればなるほど、ワクワクと程遠い生活になりがちですよね。
ワクワクしたいのに、ワクワクから逃げてしまっているのが大人の深層心理なのですが、みんなそんなことは知りません。
なぜ、ワクワクすることがなくて嫌なのに、そんな日々を変えられないのか?
福岡でライフコーチ・心理教育家として活動中の島田が解説しました。ワクワクな日々は自分で作り出すことができるので最後までチェックしてくださいね。
ワクワクとはそもそもどんな気持ち?
ワクワクと聞くと、楽しそうなイメージを想像することが多いと思います。
だけど、実際には『どんな気持ちや感情なのか』・・・と言われると答えにくいですね。
僕は、ワクワクをこのように定義していきます。
ワクワクとは、
嬉しい・楽しいという思いを期待して、胸がおどる状態。
ポジティブで、『はやく、はやく』と待ち遠しいぐらいの出来事が未来に待っている。
そんなことを想像してしまいますね。
あなたは、嬉しい・楽しいという思いを期待して、胸がおどる状態をどんな時に感じましたか?
・大好きな彼氏や彼女との初デート前の自然とニヤけてしまう状態
・任された仕事を大勢の前で発表する前の緊張と楽しみが入り混じった状態
・オンラインでしか会ったことがなかったあの人とリアルで会える前の妄想状態
などなど、色んな場面でワクワクを感じる機会があります。
改めてみてみると、僕たちは未来に良い期待を持てると、ワクワクを感じ『嬉しい・楽しい』という気持ちを感じることができるんですね。
つまり、自分で意図的に未来にワクワクを作り出せれば、日々を嬉しい・楽しいという気持ちで過ごせるということなんです。
いろんな人が、全て自分次第・・・って一見固そうな話をよくするのは、ワクワクという部分からも納得できることなんです。
ワクワクは必要なのか?
確かにワクワクする毎日だったら楽しいだろうな〜。そんなことふと感じたあなたへ質問です。
ほんとにほんとにワクワクって僕たちの人生に必要だと思いますか?
『え?島田さん、ここまでワクワクって大切だよね!って話しかしてないじゃん?』意味わかんないこと質問しないでよ・・・
と突っ込まれそうですが・・・もちろんワクワクは大切です。
なぜ、ワクワクする事が大切なのか?このなぜ?を理解してるとしてないでは、人生に大きな違いを生んでしまうので、解説していきますね。
ワクワクは未来に期待をしている
ここまで書いてきた通り、ワクワクしている状態は未来に期待をしているということ。
つまり、俯瞰して考えると自分の人生に起こりうることを『嬉しい・楽しい』と前向きに感じ取っているということです。
ネガティブがダメだ・・・、ポジティブじゃないといけない!そう言いたいわけではないんです。
ネガティブに考える視点もポジティブに考える視点もどちらも大切です。
どちらも重要な上で、自分の未来に自分自身が期待をしていることが大切なんです。
自分の未来に期待をしているからこそ、ネガティブもポジティブも未来に活かすことができるんですね。
人間の脳は過去か未来かどちらかしか選択できない
自分の未来に期待しているから、ワクワクを大切にすることはいいこと。
なぜ、そう言い切るのかというと、人間の脳の特性にヒントがあります。
人の脳は常に選択をしているんだよ!と言われたら『それはそうでしょう!』と納得できると思います。その選択を広く考えてみると、過去基準か未来基準になるんです。
例えば、過去基準であれば
・過去に失敗したから自分はできない
・ずっとこんな性格だから自分には無理
・今まで運もない、実績もない、だから幸せなんかなれない
という過去の自分から全てを考えてしまっています。
逆の考え方はどうするかというと、
例えば、未来基準であれば
・今までの出来事があったから未来に活かせるんだ
・今までの性格は過去の自分や環境が作ったもの。なりたい自分になる
・失敗は、別の方法や道を行ったらいいよのサイン。ただの通過点だから失敗なんてない
という、過去や今起こる出来事を未来に活かす考え方ができます。
人の脳は、この過去基準か未来基準か、どちらかを選ぶことになります。
だけど、どちらを選ぶかは、自分の決断で決めることができます。
注意すべきことは、決断したことを意識しないと、今までの自分にすぐに戻りやすいということです。
ワクワクしない毎日を過ごしてしまう矛盾と原因
今の生活を変えたい、ワクワクしたい!
そういつも思ってはいるけど、どうしてもワクワクしない毎日を過ごしているという人も多いはずです。
昔はワクワクしていたはずなのに、なぜワクワクしなくなったんだろう・・・
その原因は、『なぜ変えたいのに変えれないのか?』を理解していないだけです。
原因がわかり、変わりたいのに変わらない選択をしてしまう矛盾を理解すれば、何を大切にすればいいのかが明確になりますよ。
ここからは、ワクワクしない毎日を過ごしてしまう矛盾と原因について解説していきますね。
現状で満足させられているから
ワクワクしない理由は、本当は納得がいかないのに今の現状に納得しようとしているからです。
そんなことはわかってる。
モヤモヤしてるし、納得してないし、今のままが最高だなんて思ってない・・・
だけど、しょうがなくない??
多くの人が、『そうは言ってもどうすることもできなくない?』と感じているんじゃないでしょうか?
今の地位や環境を考えると、結局今が一番ベストな選択になるという気持ちもわかります。
だけど、それは今までの自分の考え方で考えているから、そんな答えになってしまうんです。
学校で真面目に勉強してきた人ほど、資格や肩書きを目指してきた人ほどその傾向があります。
だけど、展望台に登ったらようやく全体の景色が見えるように、今ない知識やいろんな生き方の人に触れると、自分なりの選択肢が見えるようになってくるんです。
もちろん、資格や肩書きを大事にしてもいいんです。
全体を見通した上で、資格や肩書きを利用するならそれは素晴らしい使い方ですよね。だけど、資格や肩書きに利用されている、使われている毎日だったら、やっぱり苦痛でワクワクなんてしないでしょう。
そして今、社会の中で
・大企業であっても破綻しかねない状況が迫っている
・公務員もAI化の準備がはじまっている
・現存する職業の49%がなくなっていく
これらが、すでに迫ってきていることもなんとなく感じていますよね。
令和の時代まで僕たちは、どこかの企業に所属しその中で、おとなしく年功序列で働いていくことが正解であるように教育されてきました。
戦後の復興には必要だったからです。ですが、そのままの教育が今も行われていて、ようやく変化しようともがいている最中ですよね。
大人になって急に『本当は何をしたいの?』『あなたのやりたいことて何?』『自分らしさを大事に』という言葉が溢れてパニックになったという人もいます。
現場で満足させられていること、本当は自分自身は満足できていないという気持ちを大切にしていきましょう。
余計なことに時間を使っている
余計なことって何?
これは、難しい問題ですね。
例えば
余計なことに時間を使わないとこと!と言われると、
YouTubeを見ないようにする!って割とたくさんの人から出てきそうな答えです。もちろん僕も全く同じように行動した経験もあります。
だけど、今の僕の場合は、YouTubeの構成を分析したり、YouTubeから自分の最近関心をもったことをまず情報収集の入り口として活用する場合があります。
そう考えると、余計なことって人によって違うし、考え方によって違うんです。
つまり、結論は『余計なことに時間を使っている』とは、あなたにとって不要なことに時間を使わないということなんです。
学習心理学で有名な実験といえば、パブロフの犬がありますね。
そんな話をすると多くのクライアントさんが、自分にとって不要?自分にとって必要な時間?・・・
ここでフリーズしてしまうんです。
そう、僕たちは自分がどこに向かいたいのか?どんなワクワクする未来に進みたいと思っているのか?を自分自身が理解できていません。
だから、いつものワクワクしない、不満はあるとわかっているけど、その習慣を変えることをしないし、変えたいけどどんな習慣を取り入れてどうなりたいのかわからないから、行動が続かないんですね。
あなたにとって、必要な時間と不要な時間!それは何なのか考えていきたいですね。
他人に合わせて本当にやりたいことができていない
やりたいことがわかりません!と言う人は多いんですが、本当にない人なんていません。
時々、やりたいことを全部叶えて次がまだ見つからないんです!と言う人がいますが。
本当はやりたいことがあるのに、やりたいことがわからない!やりたいことができてない!と感じてしまうのは、他人に合わせてしまっているからです。
・こんなこと非常識だと思われるかもしれない
・大人なのにこんなこと考えていたらバカだと思われるかも
・みんなに合わせないと視線が苦しい
いつもこんな言葉があなたの『やってみたい』を制限している可能性が高いです。
大人になって何年も、やってみたいよりも『どうせ無理』『お金がないから』『いつかできたら』と自分の中で制限していると、自分の本心なんてわからなくなってしまいます。
だけど、本当はみんなちゃんと持ってるものなんです。
ワクワクに必要となる安定と不安定
ワクワクすると言う表現は、ある意味普段の自分より心が動いている状態だと言えますよね。
つまり、普段の自分を安定している自分だと表現すると、ワクワクしている自分は不安定な自分とも言うことができます。
この絶妙な不安定な自分というのが、実はあなた自身の幸せや毎日への充実感に直結するんです。
僕たちは不安定が嫌い
そもそも、僕たち人間は不安定が嫌いなんです。
それは、生きることが最重要、生きること=不安定じゃないこと(いつも通り)と本能的にセットされています。
これを心理学用語で、
ホメオスタシス=恒常性維持機能といいます。
体温が常に一定なのも、動いたら脈がどんどん速くなるのに休むと元に戻るのも、基本の状態を維持しようとするからなんですね。
この身体の機能が、身体以外の全てにも設定されているんです。
例えば、
・高級料理店でおもてなしを受けると、自分の場違い感に居心地が悪すぎて楽しめなかったり
・普段出会えないようなテレビに出てる人と直接話せるイベントに参加したけど、緊張しすぎて何も話せなかったり
・国内の旅行は楽しめるのに、国外の旅行は不安が先行して行けなかったり
普段のあなたの日常生活にないものは、違和感を感じアウェイ感を感じてしまうんですね。
この、日常にない違和感を感じることが、ワクワクしている時の不安定な感情と同じなんです。
結論、僕たちは、
不安定を感じたくないけど、不安定を望んでいる!
ということなんです。
だから、日々変化のない生活を送っていると、『何か物足りない』『どこか満たされない』という気持ちを感じながらも、『今のままでもいいじゃない』と本能が抑制しようとするんです。
学生時代は、常にクラス替えがあり、席替えがあり、進級や進学があることで強制的に不安定な状態を感じるイベントがありました。
就職して1年目も、いろんなことがはじめてで覚えてできるようになることで精一杯です。
だけど、2年・3年と経つと、当たり前にできるようになっているから、緊張感もドキドキ・ワクワク感も失われていきますよね。
そんな状態でも、
明確に次に目指しているものがある人は、次のステップも自分自身で考えていくことができます。
もしくは、このまま仕事は安定させて、趣味や副業のための知識を勉強しよう!などと、自分なりのプランを考えることもできるでしょう。
逆に、
何も考えていない、成長欲求もない人の場合は、刺激がない・緊張感もない・ワクワクもないことに違和感を感じながらも、先を見据えていないので、そのまま今のままいることしか選択ができないことになります。
安定は大切、だけど不安定も大切。そして、自分自身がどうなりたい?どこに進みたい?も大切。
人間の特徴を理解してうまく活用していけると、ワクワクを活かせるようになります。
そして、人生を自分の描くように変化させていくことができるんですね。
ワクワクした楽しい毎日を過ごすための5ステップ
ここからは、ワクワクした楽しい毎日が過ごせるようになるための、ステップを解説していきます。
ステップを理解し、ステップを活用できれば、あなたの毎日は劇的に変わっていきますよ。
自分について理解する
まずは、この記事の中でも何度も書いてきた『自分がどうしたいのか?』つまり自己理解をすることです。
どんなことにワクワクするかも人それぞれですし、どんな自分になりたいのかも人それぞれ。
自分が喜ぶ毎日にしたいなら、自分がどんな時に喜ぶのか、嬉しいのか、楽しいのか理解することが大切になります。
日常生活の中で、他人の言動よりも自分自身の感情を感じてみてください。
必ず、嬉しいと感じている時、怖いけどワクワクしている時、楽しいと感じている時があります。
気づいた時にメモしてみるのもおすすめです。
自分を活かせる人間関係を構築する
ワクワクは一人で感じることもできますが、他人を通して感じることも多いですよね。
この人たちといると、自分らしく表現できるとか、いつもワクワクしている、という人間関係は意外と身近にあるものです。
もしなかったとしても、今はインターネットを使ってそんな人間関係を構築していくことができます。
あなたが興味があるジャンルや年齢層・地域のコミュニティも探してみると面白いですよ。
自分の価値観や個性を活かせる仕事をする
ワクワクしない毎日の多くに仕事に関連していることは大いにあります。
睡眠や家事・子育て以外は仕事をしている人が大半だからです。
そして、定年なんてなくなっていく仕事なわけですから、あなたの価値観や個性を活かせることを仕事にできているかも考えてみましょう。
転職という選択肢もあれば、実は好きでその仕事やってたんだと思えることもあるので、見つめ直してみることをおすすめしますよ。
自分にとって大切なことに時間を使う
前述している、余計なことに時間を使わないためにも、重要なことが自分にとって大切なことに時間を使うことです。
人生=時間です。
最新物理学なんかを持ってくれば、時間の概念はないわけですが、そこまで入れると難しくなってしまうので今回は考えないでください。
とにかく僕たちが決まっていることは、どこかで死ぬということです。
その時までが、僕にもあなたにも残された時間なんですよね。
残された時間はわからない。だけど時間は限られているわけです。
そんなに時間時間、いつか死ぬよなんて言われたら、焦って心臓に悪いよ!!!と感じている人もいるでしょう。
もちろん、そんなに焦っても、生き急いでもいいことはありません。
だけど、時間は限られているからこそ、
自分の命の時間を自分の大切なことに使いたいですよね。ここに異論はないはずです。
誰だって、自分の幸せ、自分の大切な人のために自分の命を使いたいもの。
僕は看護師時代に、命の大切さをたくさんの命から教えてもらいました。
あなたもぜひ、自分の大切なことのために時間を使って、未来へのワクワクや楽しみ、嬉しいという気持ちを大事にしてくださいね。
常にチャレンジを楽しめる自分でいる
僕たちは、ホメオスタシスという恒常性機能を持っている。だから、安心・安全、今のままを大事にしたいんでしたね。
だけど、今のままでいたいのは、本能の機能であって、本当はチャレンジしたいし、心の不安定さを楽しみながら成長していく自分を味わいたいんです。
人はチャレンジしたい!成長したい!もっと知らない世界を体験したい!そういう生き物ですし、それができるのが他の動物と違う、人間の特性なんです。
人として生まれてきたからには、チャレンジを楽しんで、あなたらしさ全開で毎日を楽しんでいきましょう。
まとめ
ここまでワクワクしない毎日を抜け出す方法について解説してきました。最後にまとめをしていきますね。
・ワクワクとは、嬉しい・楽しいという思いを期待して、胸がおどる状態
・人の脳は過去基準か未来基準しか選べないから、ワクワクで未来への期待ができるクセがあると未来基準でいれる
・ワクワクしない毎日を抜け出せないのは、現状で満足させられているから、余計なことに時間を使っているから、他人に合わせすぎているから
・不安定さが人の未来に連れて行ってくれるから、ワクワクが重要でワクワクがいつもの自分(恒常性維持機能)から解放してくれる
・ワクワクした毎日を過ごす5ステップは、①自分について理解する②自分を活かせる人間関係を構築する③自分の価値観や個性を活かせる仕事をする④自分にとって大切なことに時間を使う⑤常にチャレンジを楽しめる自分でいる
毎日にワクワクし自分らしい人生を生きたい方へ
毎日がワクワクしない理由、ワクワクした毎日を過ごすための5つのステップを理解して頂けたかと思います。
全ての大元となるのが、自分を理解し、自分らしい未来を創造することです。
そんな自己理解の方法、夢を叶えるステップを解説した動画とワークが、僕の公式LINEより受け取ることができます。
ぜひ、活用ください。
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